MY土壁つくり

現在、事務所脇にて普請中の小川邸(棟梁自宅)、先日から敷地の片隅で始まったのが土壁作りであります。

昔の方は普請計画があると敷地片隅に、置場をつくり、土とワラすさを混ぜて熟成させたものを、家造りの土壁材として

使ったとのこと。

土壁は、調湿・断熱性・防火など日本民家造りには欠かせない材料でしたが、短工期の現在の家造りでは、ほとんど出る幕がなくなってきています。(弊社でも土壁造りは4棟に1棟ぐらい。。。)

ですが、そこは棟梁の自宅兼モデルハウス。やらないわけにいかないというより、土壁をイチから作りたくて仕方ない。

土は敷地裏の土を使用。そこは昔、土壁の採取場だったらしく左官屋さん一目で「土壁にえー土だがね」とのこと

これに

棟梁の田んぼで取れた「無農薬米」のワラを使用して

(できればモチ米のワラがより良いとのこと)

押切でワラを90mm程度に切り(写真人物が棟梁小川)

土と同量のワラ(ワラすさ)を混ぜて、熟成させます。

(この切る作業が地味で難儀です。。。弟子よ頑張れ!)

 

その後、シート等をかけて熟成させると、ワラについている納豆菌が発酵して

粘りを持った土壁ができるというわけです。

一先ず来年の夏以降に熟成を完了する予定。経過が楽しみで仕方ありません。

 

棟梁曰く「臭ければ臭いほど良い」とのことですので、暖かくなりましたら

いつでも匂いを嗅ぎに来てください。Oh IT’S GOOD SMELL!!

 

ちなみにこの無農薬ワラは「畳のワラ床」としても活用しています。

新発田には無農薬ワラなど材料提供で一から作ってくれる、こだわりの畳屋で斉藤畳店さん

があります。この場を借りて少しご紹介。

身近にあるもので家を造る。それを活かす技と知恵が残っていることに心からワクワクします。

 

 

八幡

 

■この記事のお問い合わせ先  斑鳩建築 TEL 0254-41-4617