減築リフォーム

春の外構工事を残し、一先ず昨年末に竣工を迎えました新潟市のN様邸 減築リフォーム工事。今回は2階建てを平屋に減築リフォームした取組みを紹介します。

施工前(解体中)

施工後

 

当初、N様はキッチンの全面リフォームを考えていました。

現地調査に入ってみると、もともと平屋の上に無理に2階をのせた御神楽(おかぐら)で作られたため耐震性にかなりの不安があること、また御神楽に無理やり屋根をかけたため、長年の風雨でところどころ雨漏りが発生していました。

「これは長くは持つまいな」というのが、大工、建築家、設計士 三者の意見。。。

 

話を進めていくと、いずれ娘さんが住み継ぐ希望があるとのこと。

「台所のリフォームをやる前に本当にお金をかけるべきところがあるのでは?」とちょっとお節介な想いから、今の段階で屋根、外壁、耐震補強など、重要部分に手を入れなければ、いずれ改修に大きなお金がかかることを説明したところ納得され、最終的に2階部分の解体、屋根掛け替えの大規模改修を英断されました。

 

結果として

外部は、2階建てを平屋建てにし屋根はシンプルな切妻に掛け替えすることで耐震性、雨仕舞を大きく向上。さらに耐震補強工事に合わせ、遮熱工事(冷暖環境工事)、外壁の全面張り替えを行いました。

内部は、シックハウス対策を徹底した「本当に健康なリフォーム」を行いました。

リフォーム前室内

リフォーム施工中(内装解体)

リフォーム後室内

 

耐震ボードはMOISS(モイス)を標準使用しています。

少々値段が高いのが難点ですが、

耐震性(粘り)、透湿・調湿性、防火性、健康安全性、リサイクル(環境性)の点で総合的に大変優れているためです。

内装仕上げ

 

室内は下地も含め接着剤や集成材・合板等を一切使わず、壁・天井の仕上げは

空気清浄効果のある「幻の漆喰®」を施工した「本当に健康なリフォーム」を実践。

床は自社で越後杉を天然・低温乾燥させてうづくり加工した「うづくり杉フローリング」

を施工。

特に天然・低温乾燥は杉の持つ香りや酵素を残し、健康効果を最大限引出す効果があります。

(詳しくはHP見てね。)

 

N様からも「空気も澄んで、木の香りもするし、部屋の中にいて本当に気持ちが良いです。」とのこと。

また工事中も道を通る人たちが「すごい木の香りがする〜」とびっくりしていたという話も聞かせて頂き、リフォームで町に木の香りを提供できるとは思いもしませんでした。

 (我々は普段から木材に囲まれているため、鼻が慣れてよく分らないのです(苦笑))

 

そして最後にこぼれ話

今回、リクエストで活用したこの建具。

出雲崎にあったお客様の旧家が200年前に新築した際に再利用された建具。

30年前にその旧家が解体される際に名残惜しく持って来たもの。

つまり200年以上は経っているという話。

200年前に再利用され、さらに200年後にまた再利用される建具。

住まい手、作り手の誰より長生きしている建具。すっ、すごい。

 

 

 

 

 

 

 

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