いえづくりを楽しもう!

現在進行中のM様邸(三条市)

35歳のご夫婦が「将来的に美容室(店舗)を見越した家造りを」ということで始まった店舗併用住宅。

ちょうど旦那様がご相談に来られて、1年を経て、設計も中身も金額も、お客様、大工、設計、三者が

全て納得で「コレしかないねっ!」

という珠玉の提案ができ、めでたくご契約と相成りました。

その間、様々な壁を乗り越えながら迎えたゴールと新たなスタート

(契約までのエピソードは涙無しでは語れないのですが、長くなるので割愛。)

さていよいよ、めくるめく斑鳩建築のいえづくり劇場のはじまり、はじまりぃ〜。

 

先ずは製材、一部墨付け・加工が進む中、ありがたいことにお客様が写真を撮りに来てくださいました。

先の写真は丸太の製材風景。

オビノコという機械のこぎりで

左に製品、右にコハ(丸太の皮や丸くなった面がついた部分)に分けていきながら

材料次第で柱になったり、梁(はり)になったり、下地材になったりと見ていると、

本来貴重である丸太をいかに上手に使いきるかという昔から伝わる技と知恵を感じることができます。

ちなみに1本の丸太から様々な材料をつくることを「木取り(きどり)」といいます。

また1本から多くの材料が取れることを「歩留まりが良い(ぶどまり)」といい、逆を悪いといいます。

目立てと木取りが上手な製材所がどんどん廃業している中で、必要に迫られ自社製材していますが、

作業は決して楽ではなく、危険と隣合わせとなります。

良い材料はこうして真剣勝負の命がけの中から生まれてきます。

墨付けと加工の風景。

これは地棟(じむね)といい、建物の一番てっぺんに上がる材料です。

一般にこの材料が上がることを「上棟」といいます。

昔は当然人力であげていましたから、田舎では特に地域の男衆に手伝ってもらい人手でもって材料を持ち上げていました。

「もちまき」や「上棟式」等でお祝いをするのも、みんなでつくるからこその風習であったと考えられます。

ちなみに地棟は室内空間として見えてくるため、加工後はチョウナという道具にて仕上げの「撲り(なぐり)」を行います。

(詳しくはいずれ説明。)

 

お二人には自らの家に使われる材料を直接見ることでより、ともに家造りをしている感覚を強くして頂けた気がします。

昔ながらの家造りは、できあがりまでに多くの人の手や目を経て、形になっています。

手前味噌ですが斑鳩建築の家造り・ものづくりには本物の感動があります。

それは多くの方の「ものづくりにかける想い」の結晶が訴えかけてくるからではと、いつも思います。

言葉で説明できない何か。私の追いかける課題です。

それはさておき、

ここまでお付き合い頂いた若いお二人のこだわりと根気のお陰様で、

無事、物語りのある家づくりの序幕があがりました! 

ありがとうございます!そして、おめでとうございます!!

 

 

◆この記事のお問い合わせ先

斑鳩建築 八幡(やわた)

TEL:   0254-41-4617

E-mail: ikarugakentiku@gmail.com


 

 

 

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